かすみん生い立ち⑥
義母への帽子も大分出来てきました。クリスマスまでには編めそうです。
看護学校在学中に母が乳がんになり、かすみんは進路に悩みました。
かすみんの通っていた看護学校は3年制で、卒業後は、①病院勤務する、②保健師、助産師、養護教諭(保健室の先生)などの看護師資格の上に必要な資格を取得するための学校に行く、③大学へ進学する、などがあります。
母の乳がんがわかるまでは、そのまま働くのではなく進学したい気持ちがありましたが、早く働いたほうが家族のためなのかなと思い、就職に変更しました。
そして、3年生になり、ある病院の就職試験を受けたのですが、落ちました。
うそ、なんでや!(かすみんの住んでいるところは関西ではありません)。
つい関西弁になるくらいショックでした。
そのことを母に話したら、「進学すればいいじゃん。」
かすみんは、就職したほうが母のためになると思っていたのですが、よくきくと母は違ったらしく、「進学したほうがいいんじゃないの。お金のことは何とでもなるから、あんたの成績なら大丈夫でしょ。行きなさいよ。」と。
母の懐の大きさに感動し、進学することに3年生の秋に(大分遅いですが)決めました。
学校の先生にも伝えると「じゃあ推薦しよう。この成績なら胸を張って推薦できるから。」と言ってもらい、急いで進学に向けた勉強を始めました。
推薦で受からないことも念頭に置き、久しぶりに英語の勉強や小論文の勉強、自分の推薦文など、看護師免許試験に並行してやっていきました。
そして、3年生の冬推薦試験を受け、地元の県立短大へ合格しました。
晴れて進学先も決まり、今度は看護師免許試験があり、寒空の中の試験でしたが無事合格し、短大で1年勉強しました。
そして、短大で保健師免許を取得し、看護師として働きだしました。
現在看護師4年目です。
いままで振り返ると、かすみん頑張ったな~と思います。
つらくて悲しくて、もうこの人生だめだ~と思うこともたくさんありましたが、なんとか生きています。
そして、今が本当に楽しいです。
生い立ちはこれで終わりです。
皆様読んでいただきありがとうございました。